スコーンの基本のき
私、スコーンが大好きです。
サクッふわっな食感 甘味と塩味 手軽に作れるところ
みなさんはスコーンにどんなイメージをお持ちですか?
スコーンの発祥
スコーンは英国、特にスコットランドの伝統的な食べ物です。クッキーとパンの中間のような食べ物ですよね。お茶菓子にちょうど良く、昔からティータイムに楽しまれていました。
18世紀のビクトリア王朝時代に貴族の間で流行して、アフタヌーンティの文化も育ちました。アフタヌーンティの三段トレイ、憧れますよね~
本場ではクロテッドクリームやジャムを付けて食べることが多くて、紅茶とのセットのことをイギリスでは「クリームティ」と呼ぶそうです。
クロテッドクリームは(脂肪分が)バターと生クリームの中間ぐらいのもの。
そういえば、欧州では「カフェクリーム」はアメリカーノ(エスプレッソ+お湯)を意味するんですよ!
知らずにカフェラテをイメージして注文して後悔した覚えがありますのでご注意を。。
スコーンの特徴
スコーンは、通常パンの発酵に使うイーストを使わず、ケーキのようにベーキングパウダーで生地を膨らまして焼き上げます。そのため、発酵時間が不要なので素早く焼きあがっちゃうんです。
パンって、自分で作ると思うと時間がかかってめんどくさそうって思う方もいらっしゃるかと思いますが、そんな方はスコーンが手軽で美味しくておすすめですよ。
スコーンやマフィンなど、イーストを使わないパンはクイックブレッド(朝一からパン屋さんに並べられるくらい素早く作れるパン)と言われているんです。ね、簡単そうでしょ?
スコーンは混ぜ込むもののアレンジが効くのも楽しみの一つ。
↑写真はチョコチップクランベリーと、チーズのスコーン
先日は、
抹茶チョコいちじく(抹茶生地にチョコチップとドライいちじくを混ぜ込み)
チーズトマト(生地に粉チーズを練りこみ、ドライフルーツトマトを混ぜ込み)
なんてのも焼きました(写真撮り忘れました・・・!)
ココア生地やカボチャ生地、ナッツや小豆、枝豆とベーコン・・・じゅるり。
【BeniOuarain 展】に行ってきた
BeniOuarain 展
昨年雑誌でベニワレンを知ってから、いつか私のいつか欲しいものリストに書き込まれておりましたが、この度名古屋市中区正木のcontさんのSHOPにて、ベニワレン展が開催されるとのことで行ってきました。
BeniOuarain展
2019.2.2(Sat)~2.6(Wed) 12:00~19:00
MAROC http://maroc.jp.net/
@cont 名古屋市中区正木1-13-14 愛知県製綿センター1F https://sheep-dps.jp/top/
ベニワレンとは
モロッコで織られたウール製のラグで、白い羊毛にこげ茶や黒の羊毛で模様が織られていてとっても素敵なんです。
モロッコ北部のアトラス山脈中部に住むベルベル人の部族であるベニ・ワレンの女性によって手織りされてきたもので、元々は家族や祝いの贈り物のために作られてきたそうです。
なので模様にはそれぞれ意味が込められています。
例えば、ダイヤは家の守りを、枝葉は豊作の願い、等々
部族の女性たちが家族を想って織った手仕事ですから素敵ですよね。
そんなベニワレン、近年世界中でブームが起きており、インテリアに取り入れる人が増えて増えて、日本でも広く知られるようになってきました。
各言う私も、昨年雑誌でその存在を知ってから、いつか実物に触れてみたいと思っていたので、今回の名古屋での展示会はワクワクでした。
展示会では、1980年代や90年代製のOld品も用意されており、新品とは違いウールの脂で艶や色の深みが出ておりました。使い込むほどウールは落ち着くらしく、新品のほうがむしろ毛が抜けやすいんだそうです。
ラグの上でいっぱい歩いて、過ごして、踏んで踏んで、、、としてあげて下さい。
使い込むほど味がでる、やはり天然素材のものは一生もの!
ザナフィとの出会い
さて、もちろんワクワクうきうきで初日からBeniOuarain展にお邪魔したのですが、私、そこで出会ったザナフィというラグに心奪われてしまいました。
こちらも同じくモロッコのタズナフト地方やブシャド地方で織られており、ベニワレンからヒントを得て黒と白のウールで模様を織っていますが、ベニワレンと違い、毛足を長く出しておらず、薄手のラグになります。
モノクロで織られた細かな幾何学のデザインがとっても素敵で、ベニワレンは白く明るい上品さが素敵ですが、このザナフィはもっと民族的で、どちらかというとキリムに似ているのかな?でもモノクロなのでシックでかっこいい印象です。
私はその中でも、複数の柄があしらわれていて、端にアクセントで赤とネイビーのクロスの刺繍が施された子に一目ぼれ。
憧れのベニワレンと並べてにらめっこして頭抱えて、それでもこの子に決めてきました!
ベニワレンはいつかのマイホームに合わせてぴったりなのを見つけようかな。
BeniOuarain展は2月6日までの開催です。初日は整理券で並ぶほどの人気ぶりでしたので、気になる方はお早めに。
そしてモロッコラグのすばらしさを共に体験しましょう!