【BeniOuarain 展】に行ってきた

 BeniOuarain 展

昨年雑誌でベニワレンを知ってから、いつか私のいつか欲しいものリストに書き込まれておりましたが、この度名古屋市中区正木のcontさんのSHOPにて、ベニワレン展が開催されるとのことで行ってきました。

 

BeniOuarain展

2019.2.2(Sat)~2.6(Wed) 12:00~19:00

MAROC  http://maroc.jp.net/

@cont 名古屋市中区正木1-13-14 愛知県製綿センター1F  https://sheep-dps.jp/top/

 

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ベニワレンとは

ロッコで織られたウール製のラグで、白い羊毛にこげ茶や黒の羊毛で模様が織られていてとっても素敵なんです。

ロッコ北部のアトラス山脈中部に住むベルベル人の部族であるベニ・ワレンの女性によって手織りされてきたもので、元々は家族や祝いの贈り物のために作られてきたそうです。

なので模様にはそれぞれ意味が込められています。

例えば、ダイヤは家の守りを、枝葉は豊作の願い、等々

部族の女性たちが家族を想って織った手仕事ですから素敵ですよね。

 

そんなベニワレン、近年世界中でブームが起きており、インテリアに取り入れる人が増えて増えて、日本でも広く知られるようになってきました。

各言う私も、昨年雑誌でその存在を知ってから、いつか実物に触れてみたいと思っていたので、今回の名古屋での展示会はワクワクでした。

 

展示会では、1980年代や90年代製のOld品も用意されており、新品とは違いウールの脂で艶や色の深みが出ておりました。使い込むほどウールは落ち着くらしく、新品のほうがむしろ毛が抜けやすいんだそうです。

ラグの上でいっぱい歩いて、過ごして、踏んで踏んで、、、としてあげて下さい。

使い込むほど味がでる、やはり天然素材のものは一生もの!

 

ザナフィとの出会い

さて、もちろんワクワクうきうきで初日からBeniOuarain展にお邪魔したのですが、私、そこで出会ったザナフィというラグに心奪われてしまいました。

こちらも同じくモロッコのタズナフト地方やブシャド地方で織られており、ベニワレンからヒントを得て黒と白のウールで模様を織っていますが、ベニワレンと違い、毛足を長く出しておらず、薄手のラグになります。

 

モノクロで織られた細かな幾何学のデザインがとっても素敵で、ベニワレンは白く明るい上品さが素敵ですが、このザナフィはもっと民族的で、どちらかというとキリムに似ているのかな?でもモノクロなのでシックでかっこいい印象です。

 

 

私はその中でも、複数の柄があしらわれていて、端にアクセントで赤とネイビーのクロスの刺繍が施された子に一目ぼれ。

 

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憧れのベニワレンと並べてにらめっこして頭抱えて、それでもこの子に決めてきました!

ベニワレンはいつかのマイホームに合わせてぴったりなのを見つけようかな。

 

 

BeniOuarain展は2月6日までの開催です。初日は整理券で並ぶほどの人気ぶりでしたので、気になる方はお早めに。

そしてモロッコラグのすばらしさを共に体験しましょう!